酵素とは、たんぱく質の一種で、消化や吸収・代謝などありとあらゆる生命活動に関係しています。
このように、酵素が不足すれば腸内環境が崩れ次々と連鎖反応のように不調になる原因となります。いかに腸内環境を良くするか、そのためには・・・を考えてみましょう。
酵素を分けると大きく3つに分類できます。
体内酵素とは、人間の体内で生成される酵素のことです。生成する量は限りがあります。
体内酵素には「消化酵素」と「代謝酵素」があり、それぞれ大事な役割があるのです。
特に病気などにかかっている時には、病気を治癒させるために代謝酵素がより必要となります。
体内酵素は、代謝酵素よりも消化酵素の方が優先して生成されるため、食べ物の消化や吸収などで余分に消化酵素を生成すれば、病気を治す目的として十分な代謝酵素が生成されません。
そうなった場合、病気への免疫力や治癒力も低下し、病気の治りにくい体になってしまうのです。
ですから、免疫を上げるためには、消化の際に無駄に酵素を使わないようにし、代謝酵素をより生成させる為にも消化を助ける体外酵素を取り入れる事が大切になるのです。
ご存じのようにお肌のターンオーバーのサイクルがスムーズに行われているか否かでお肌の状態が変わってきます。お肌のターンオーバーは、体内の代謝酵素と深い関係があります。代謝酵素は、腸の状態を正常に働かせる機能を備えているので、不足すると腸の環境は悪くなります。腸の環境が整っていないと直接肌に影響があることはよく知られていることです。
腸が正常に働かないと便秘になる可能性があり、この便秘が肌に悪影響なのです。
腸の中に残った老廃物(宿便)が毒素を出し、それが血液に溶けて全身を回ります。このような悪環境では、肌はもちろん体に良いことなどありません。
肌のトラブルが生じた場合、薬や化粧品などで解決しようと考えがちですが、体内の環境を整えることも大事です。
私たち人間の体内で作られる酵素(体内酵素)は、40代を過ぎると急激に減少します。また、生野菜などから摂る事も可能(体外酵素)ですが、それらの量には限りがあります。 酵素飲料などを利用して、酵素を効率よく補給していくことが、健康と美容のカギを握っているのです。